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number

18

相談日

2001.6.6

タイトル

地震等によるサイディング壁の剥がれ

名 前

谷岡 恵二

都道府県

愛媛県

相談の分野

建物

住宅の種類

注文住宅

住宅の構造

木造2階建て

築年数

築2年未満

業者の見解

地震により揺れが大きく胴ブチにヒビが入りサイディングがぬけた。コストが合わないので材料費は,下げているが手抜きはしていない。

相談内容

新築当初より胴ブチ全体にサイディングを止めた釘が2mmくらいでていたが、、、先日の地震にてサイディングが抜けそうになり施工者に連絡したが、地震だからしょうがないと 特に何の処置もなく 別の業者にひどい所だけ張り替えてもらったが、、、胴ブチにヒビが入っている為ねじくぎにてとめてもらった。
建築関係方々にきくと胴ブチが薄いのでは、普通の釘で止めるのはおかしいとか、、不信感がつのるばかりです。  施工者いわく(ねじ釘で止めるしかないなぁ)だけです。  地震の影響は、認めますが、基本的に手抜き工事だということは、難しいでしょうか?
ちなみに 胴ブチ厚さ20mm幅40mm サイディング厚さ12mmor13mmです。
店舗併用住宅2階建て鉄骨作り1階は,自動車板金工場で鉄骨に胴ブチいれてサイディング張り内側は、胴ブチが丸見えです。

回 答

回答書

当該建物は、鉄骨2階建て店舗付き住宅で、鉄骨造はピン構造の為、基本的にはよく揺れると考えられます。
まず、地震との因果関係でいえば、地震だからサイディングがはずれる、あるいは瓦が落ちるというのは詭弁です。
なぜならあの阪神・淡路震災以降建築基準法の改正で、震度7に対応する様な基準が出来ており、芸予地震の震度で、地震のせい云々を言うのは、基本的にまちがっていると言えます。

施工ミスか、手抜き工事を判断するためのポイントと相談内容から推察されるアドバイスを送ります。
鉄骨の柱と柱の間隔の横銅縁(鉄骨C型銅100ミリ×50ミリ)は縦に60センチ程度の間隔があるかどうかの確認をして下さい。
次に縦銅縁ですが、木製の厚さ20ミリ幅40ミリで釘が2ミリ程度出ているとのことですが、もう少し厚い銅縁が必要です。
違法とか手抜きとかの問題ではなく、施工業者のモラルや言われているコストの問題かもしれません。
この横銅縁間隔は横に45センチ程度で入っているか確認して下さい。
鉄骨の横銅縁も木製の縦銅縁もこの上記の間隔であればいいと言えます。それ以上の間隔であれば、こらから更に被害が広がる可能性があります。心配なのはサイディングの脱落です。
なぜなら、サイディングボードは建物の化粧材で、外壁の耐力的要素がないからです。
あとは、サイディングメーカーに連絡をし、メーカーの支持する標準施工方法を順守しているかどうかも確認する必要があると思います。
手抜きか違法建築かは、上記の確認作業の結果一定の次の判断が出来ると思います。
補修や、保全は早いほうがいいので、是非上記の取り組みをお勧めします。

        欠陥住宅救急センター
        担当建築士 山中 徳雄

 

 

 

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